精神保健福祉士と涙


精神保健福祉士と涙

著者:向井智之(Tomoyuki Mukai)(聖徳大学准教授)

 

この「精神保健福祉士と涙」は、心の専門家である精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)が、支援対象であるクライエントと泣くことの是非を問うものとなっている。

精神科病院に勤務する新人精神保健福祉士が、二人の先輩に支えられながら、入院患者である精神障害者への支援に取り組む。

専門家は常に冷静で、客観的で、落ち着きを維持しなければならないのだろうか。クライエントと共に喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。そのような感情を共にできることの方が、私は精神保健福祉士らしいのではないかと思う。そこに魅力があるのだと思う。

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